脳卒中後うつ病の有病率
PSD有病率(メタ解析)
急性期、慢性期を問わず、脳卒中患者の約3割がPSDに罹患します。
PSDは認知機能を悪化させる
脳卒中後の病変部位を一致させたPSDと非PSDを比較すると、PSDの方が有意に認知機能が障害されていました。
PSDは運動機能の回復を遅らせる
PSDに罹患するとリハビリテーションへの参加意欲が低下して、運動機能の回復が遅延します。
PSDは死亡率を増加させる
脳卒中後の10年フォローアップですが、PSDは非PSDに比較して、死亡率がオッズ比で3.4倍になることが示されています。
死因については、自殺とかはなく、再梗塞など心循環器系疾患で亡くなっています。