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SSRIによる性機能障害

SSRIによる性機能障害

 

多くの向精神薬の使用に伴い、さまざまな程度の性機能障害が起こり得ます。

抗うつ薬であるSSRI(選択的セロトニン再取込み阻害薬)服用中の患者さんのなんと50~80%が、性欲減少、射精・勃起障害、女性におけるオルガズムの抑制などの、何らかの性機能障害を報告しています。

うつ病でも性欲低下などの性機能障害が起こりますので、どうしてもうつ病のせいだと考えがちですが、気分的な状態が改善しても、性機能障害だけが残っていたり、新たに出現した場合には、SSRIそのものの副作用の可能性が高いわけです。

日本人は、性的なことをあまり話したがらないので、見落としがちになりますが、夫婦関係を含めた異性関係に支障が出ることにもなりますので、性機能障害が続いている場合には、ぜひ主治医医に申し出てください。本来は、主治医が定期的にチェックしなければならないことですが、残念ながら怠っている場合も少なくありません。

対策としては、SSRIから、性機能障害を起こしにくいミルタザピン(リフレックス、レメロン)や他の抗うつ薬に変更することが必要になります。

SSRIの使用がどうしても必要な場合には、現在利用可能で、最も耐容性に優れ、効果の高い性交前経口薬は、シルデナフィルバイアグラ)のようなホスホジエステラーゼ阻害薬で、実際に泌尿器科に紹介して、バイアグラを処方されている方もいます。

 

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