2017 年1月1日、男女雇用機会均等法 と育児・介護休業法の法改正により、新たにマタハラの防止措置が事業主の職務となり、セクハラやパワハ ラと並んでマタハラについても適切な対応を職場で図ることが求められています。
ハラスメントの種類
- アカデミック・ハラスメント(アカハラ)
- 大学等で教授などの指導者が、その立場を利用して学生等に対して行う嫌がらせのこと
- アルコール・ハラスメント(アルハラ)
- 飲食店等での飲酒にまつわる嫌がらせで、上下関係を利用して本人の体質等を無視して飲酒を強要するもの
- エイジ・ハラスメント(エイハラ)
- かつては周囲より年上の職員に対する年齢に関する嫌がらせを指したが、最近は家庭肉の父親への嫌がらせも含む
- ジェンダー・ハラスメント(ジェンハラ)
- セクハラとは違うが、「男らしさ」や「女らしさ」を強要する嫌がらせのこと
- スメル・ハラスメント(スメハラ)
- 匂いによって他人を不快な気持ちにさせる行為で、体臭やロ臭の他に香水や柔軟剤の香りも原因のひとつになる
- スモーク・ハラスメント(スモハラ)
- セカンド・ハラスメント(セカハラ)
- セクハラ等を受けた被害者が、その事実を訴えることで逆に職場から圧力を受ける二次的被害のこと
- セクシュアル・ハラスメント(セクハラ)
- そのものズパリ性的嫌がらせで、お酌の強要や結婚観、出産について尋ねること等も含まれる
- ソーシャルメディア・ハラスメント(ソーハラ)
- SNS場に職場の上下関係が持ち込まれ、ストレスの原因となることで、「いいね」の強要なども該当する
- ドクター・ハラスメント(ドクハラ)
- 主に医師から患者に対する医師の言動・態度・雰囲気などにより、患者に精神的ストレスをかけるもの等を指す
- ブラッドタイプ・ハラスメント(ブラハラ)
- 「・・・型の人って~」に代表される、血液型が与える印象で、その人の人柄や性格を決めつけるような言動を指す
- マタニティ・ハラスメント(マタハラ)
- 「こんな忙しい時期に休まれると困るのよね」というような会話も本人にとっては嫌がらせに聞こえてしまう
- モラル・ハラスメント(モラハラ)
- 肉体的ではなく、言葉や態度によって精神的に継続的な嫌がらせを行うもので、嫌がらせの隠ぺいもよく行われる
- ラブ・ハラスメント(ラブハラ)
- 「彼氏いないの?がんばれ」というような恋愛に関する話題で、相手に精神的苦痛や不快感を与えるもの
- レイチェル・ハラスメント(レイハラ)
- 人種差別的な嫌がらせを指し、外国人の方などに対して行われる差別で、アメリカではセクハラについで多いという