中高年で増加する睡眠障害について、いくつか説明したいと思います。
まずは、夜間無呼吸になって、熟眠が得られず、日中眠気が出てしまう睡眠時無呼吸症候群についてです。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)
- 10秒以上の無呼吸が一晩(7時間)に30回、あるいは1時間に5回以上の無呼吸・低呼吸があればSASと診断
- 男性は3-7%で4-50歳代が半数以上、女性は2-5%で閉経後に増加
- 脳の酸欠→脳機能低下→うつ病合併(SASの18%)
- SASでは日中の眠気、倦怠感・無気力感が朝~夕方に出現し、うつ病との誤診多い→抗うつ薬投与による改善が乏しい。
- リスク要因(こんな人が発症しやすい)
- OSAの治療
- 睡眠薬の使用
参考