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肛門期(anal stage)

肛門期(anal stage)

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 口唇期に次いで、18ヶ月から3歳までが肛門期(anal stage)になります。この時期はトイレ訓練を繰り返し行い、腸や膀胱を自分でコントロールすることを学ぶわけですが、排泄物を保持したり、排泄する部位である肛門が性的刺激の中心になります。

この時期は親が排泄のしつけをいかにするかが重要になります。排泄がきちんとできるということが、規律性を養い、親の要望に応え、褒められることで達成感や自立感が獲得されます。フロイトは、この段階での適切な経験が、有能な生産的で創造的な成人になるための基礎になると考えていました。

この時期の失敗は肛門期固着となるわけですが、トイレ訓練が早すぎたり厳しすぎたりして、親から否定的な反応があると子供は意図的に反発することを抑えるようになり、肛門保持性格(Anal-retentive personality)になります。性格的には、だらしないことを嫌悪し、几帳面で、整理整頓にこだわり、時間厳守で、権威を尊重するようになります。ときには非常に頑固で、ものを捨てられず、倹約家でお金にうるさい人になるかもしれません。

一方、トイレ訓練がいい加減で放置されたりすると、親の注意を引こうとして排便でズボン汚したり、決められたときにトイレを使用できなくなり、肛門排除性格(Anal-expulsive personality)になります。性格的には、我慢ができずに、自分勝手で、時間にもルーズになったりします。ときに、好き勝手に浪費をしたり、やりたい放題で破壊的な人になるかもしれません。