2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
向精神薬の適正使用-2018年診療報酬改訂- 3種類以上の抗不安薬、3種類以上の睡眠薬、3種類以上の抗うつ薬、3種類以上の抗精神病薬又は4種類以上の抗不安薬及び睡眠薬の投薬を行った場合(ロゼレム、ベルソムラを含む) 処方料 42点⇒18点 処方箋料 68…
不眠症治療の問題点 睡眠薬の1日当たりの処方量や多剤併用率が一貫して増加。 高齢化や震災、経済問題など多様なストレスを原因とする難治性の不眠症患者が増加。 医療者の知識不足による不適切処方、漫然とした長期処方による依存や乱用が存在。 睡眠薬に対…
高齢者のてんかん てんかんは65歳以上の高齢者で発病率が最も高い 意識障害を伴う焦点発作が多い 自動症は少なく、発作の持続が短い 意識が減損し、動作が停止する 健忘だけが目立つ 夢を見ているような発作(既視感、未視感) 短い無動凝視だけで発作後症状…
脳卒中後うつ病の現状 わが国において脳卒中は、年間約30万人が発症し、有病者数は300万人を超えていることが推測され、介護が必要な身体障害の原因の第1位であり、国民病とも言われています。 脳卒中後うつ病は、脳卒中患者さんの約3割に発症し、認知機能…