血管性うつ病
アパシーとは? 脳卒中後などには、うつ症状と混同されやすい、自発性の低下を主体としたアパシーという病態が出現することがあります。アパシーの語源はギリシャ語のapatheiaという語に由来し、感情(pathos)の欠如を示しますが、精神神経学用語集では「無…
血管性うつ病の臨床症状 機能性うつ病というのは、脳血管障害のない通常の高齢者うつ病です。つまり、高齢うつ病者は不安焦燥感が目立つタイプは、一般的な高齢者のうつ病を考える必要がありますが、精神運動抑制やアパシーという動きの少ないタイプの場合に…
血管性うつ病の概念提出の経緯 高齢者うつ病では、無症候性(症状が現れない)脳梗塞が多いということが判明して、血管性うつ病という概念が提出されています。その経緯について説明します。 Krishnanら(1988)は、高齢うつ病者が健常対象者に比してT2強調画…